処遇改善加算制度の本質
こんばんは!
札幌の社労士オフィスONE
沢田です(^^)
雨続きの毎日ですが
大きな被害が出ないことを
祈るばかりです。
さて、昨日は株式会社タイセイ様より
ご依頼いただき
介護事業者向けの処遇改善加算セミナー
を担当させていただきました。
<写真>この日の受講者の皆さまも熱心でした!有難うございます!
この内容の研修は良く行うのですが
いつもお伝えする最重要ポイントは
処遇改善加算の本質を捉えて運用すること
という点です。
多くの介護事業所の方は
加算の取得を目的として
中身が伴っていないパターンが多いです。
具体的には
ネットで検索したキャリアパスフレームを
そのまま使用していたりします。
残念ながら見る人が見ればOUT!
キャリアパス要件不適合
という感じです(^_^;
そもそも処遇改善加算制度は国が
・介護業界への人材の流入を図る
・介護従事者の定着率を高める
・介護の専門性強化
を行うために導入しています。
そのために
キャリアパス要件にて
成長に伴う昇給ルートの見える化
(キャリアパス要件Ⅰ)
計画的な研修で専門性強化
(キャリアパス要件Ⅱ)
経験や年数・評価などに応じた昇給の仕組み化
(キャリアパス要件Ⅲ)
を義務づけているわけです。
この辺を理解して
有効に使えている事業所
は非常に数少ないです。
単なる加算を取得して意味なく配分するのは
バラマキであり、効果的とは言えないので
戦略的な配分の仕組みのできる
介護事業所がこれから先の
人財獲得競争で圧倒的優位に立てます。
よし!本日もこの後もう少しやりきります!