「三方よし」からみる職業観
おはようございます 札幌で介護特化の社会保険労務士として 活動する社労士オフィスONEの沢田です 世の中いろいろな職業がありますが 最近見た中で、変わっていたのが 「宿題代行業」 というものです。 私も子供の頃そうでしたが、夏休みの宿題って ギリギリになってから、慌ててしていました(笑 私は自分でヒーヒー言いながらやっていましたが、 友達の家では家族全員で宿題を片付けに入っていました。 この点に目をつけた商売が宿題代行業です。 宿題代行業に依頼すると、代わりに全て やってくれるというものです。 賛否はありますが、商売の着眼点 としては面白いですね。 実際かなり繁盛しているようです。 そこで「三方よし」の観点から 宿題代行業を見てみます。 「三方よし」とは、私の中の 商売繁盛の鉄則です。 商売とは 「売り手」「買い手」「世間」 この3方にとって全て良いものでなければ やってはならない。 という考えのことです。 この考え方に照らし合わせるとどうでしょうか? ・売り手(宿題代行業・社員)の視点 ○ 自分たちの値段設定で売上と利益が確保できる △ 働いている社員が自分の仕事を誇れるか ・買い手(お客様)の視点 △ 宿題が終われるので親も子も安心出来る ・世間(学校・社会・モラル) × 子供たちの努力の成果が見られない これを聞いた他の子供も努力しなくなる こんな感じでしょうか。 結果、売り手には良くても 買い手と世間にとっては良いものではありません。 (買い手は、やってもらいたくて買っているので、 △としました。) こういった商売は、長続きの観点で行くと 一時はうまくいっても、長続きはしないのかな。 というふうに個人的に思います。 もっというと 宿題は子供が自分で責任を取ることによって、 成長につながる という主旨のはずですので 親として、この目的をしっかり見据えて 子供に当たって行くことが重要ですね。 また、「三方よし」の観点で ご自身のお仕事を照らし合わせて見ると 面白いですよ さて、今日は打ち合わせ2件と溜まっている 社内業務をグイグイ進めます